top of page

精密義歯

総義歯が合わなくて悩んでおいでになる方はとても多いかと思います。
義歯の具合が悪いというのは、自分の歯で噛める方には決して想像が出来ない寂しいものです。
簡便に作られた総義歯でも不自由無く快適に噛める方もいらっしゃれば、名医がとても苦労して作った素晴らしい総義歯でも痛くて噛めず、あちこちの歯科医院で何度も作り直している方もいらっしゃいます。

この違いは何でしょうか?

腰痛持ちの方は往々にして義歯の不調を訴えておられます。
或いは足を怪我して1ヶ月寝込んだらそれまで具合良く使えていた義歯が痛くてはめられなくなった、というような事例も多々ございます。

このように義歯の不具合は決して義歯の出来の良し悪しのみではなく、身体の平衡失調も大きな原因となっております。

そこでくまがい歯科では、現在お使いの義歯を改造するか複製を作るなどしてリハビリ用の義歯を作り、可能な方には毎日の歩行などにより御自身で身体のバランスを整える努力をしていただきつつ、3ヶ月~半年ほどかけて具合の良い義歯に改造してまいります。
そして安定したところでそれを基にして本義歯を新製いたします。

又、上顎の幅径は立った時と寝た時で変化します。(立った時の方が広いです。因みに、下顎の幅径は口の開け閉めで変化します。)
窮屈な義歯は骨格の変化により脳の過剰な圧力を逃がす機能を障害しますので、顎の大きさが最大になったときに適合するように設定し、骨格の形態変化を妨げない弾力性をもたすような設計や素材を使用します。

bottom of page