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不正成長の種類いろいろ その2

顔の形は生まれつき? 不正成長の種類いろいろ その2

不正咬合(かみ合わせの異常)には3つのパターンがあるよ。

1. 歯のはえかた・位置・数の不正
2. 歯のはえている骨格の不正
3. 歯と骨格両方の不正

そしてそれらは、前後方向(ぜんごほうこう)・水平方向(すいへいほうこう)・垂直方向(すいちょくほうこう)の、3方向に分類できるんだ。
その1で登場したアングルの分類は歯の前後方向の位置関係の事。 
今回は水平方向と垂直方向の不正咬合の例を説明するね。

水平方向のかみ合わせ不正

 

前歯はきれいだと安心してたら、奥歯がうまくかみ合っていないなんて事も・・・

垂直方向のかみ合わせ不正の例

過蓋咬合は臼歯が沈み込んだり、上の前歯が過萌出するなどして前歯のかみ合わせが深くなっています。
歩きが少なかったり、うつむき姿勢がその原因になることが多いので気を付けよう!

開咬には前歯の開咬と臼歯の開咬があります。
上下の咬み合う歯が少ないので、食べ物を良く噛むことが出来ません。
その原因はいくつかあります。
1.  巨舌症(舌が異常に大きくなる)や筋肉に関する病気などが原因
2.  指しゃぶり(指の大きさ通りに前歯が開くよ)
3.  ごっくんする時の舌の使い方の誤りや、筋肉の異常緊張等による
4.  重心が後ろの不安定姿勢によって下アゴの骨が後ろに回転してしまうため
5.  扁桃肥大や胸突出し姿勢が原因して舌が前に出てしまう・・・などなどです。

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