昨年は第二次世界大戦以後、経験のない地球規模での禍に全世界が翻弄されました。
新たなる年を迎え、皆様におかれましては喜びを超えるご不安もあろうことかと存じます。
幸いにも昨年を通して、くまがい歯科関係者並びに通院されている患者様の中に新型コロナ感染者は1名もおりませんでしたが、決して気を緩める事は出来ません。
当院では新型コロナの出現以前より、長年にわたり一貫して凝り性・神経質と言われるまでに感染症対策には地道な労力と設備の充実に力を注いできました。
来院される患者様のみならず業者など院内に立ち入るあらゆる方々に来院時の手洗い・うがい等のご協力を徹底し、院内は勿論、公共の場に於いても患者様がご自身の口や歯を手で触れる事による感染の危険性を注意喚起しておりました。
以前はそれを煩わしく思われる空気も時折ありましたが、今は多くの皆様から「くまがい歯科はコロナ以前から感染症対策には厳しかったから安心!」と労いのお言葉を頂きます。
既に新型コロナ禍が発生して1年になりますが、その勢いは収まる気配がありません。
しかし止まない雨はありません。
今暫くは辛抱の時です。
太陽が顔を覗かせる時まで粛々と今出来得る事を見い出し、臨機応変に有意義な日々をお過ごしください。
火山の爆発により溶岩で一面覆われた大地にも、苔が生え、潤いが生じ、草原となりいずれ豊かな森林となります。
これは遷移と言われる自然界の現象です。
大変な苦境に直面なさっている方が沢山おられると思いますが、人生にも遷移はあります。
謹んで、皆様のご健勝をお祈りいたします。
さて、昨年の患者様の病態の中で、特に例年に無く目立ったものは顎関節異常、知覚過敏、歯の破折・ひび割れ、及びそれに起因する歯髄感染です。
これらはステイホームによる歩行の減少や長時間の下向き姿勢によるTCH(こちらのページをご参照ください。)等が原因と思われます。
是非当院のWEBサイトをお読みいただき、知識から予防法を見出して頂けましたら、頑張って作った甲斐があります。
100項目以上に及ぶリンクには、くまがい歯科独自の見識を多く詰め込みました。
可愛いイラストも当院スタッフによる力作です。
(因みに写真の掌のおせちは歯科衛生士の作です。)
今後もスタッフ共々、皆様の健やかな人生を応援していく所存です。
新年は6日より電話での受付、7日から診療を開始いたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
くまがい歯科 院長
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