2026年新年おめでとうございます
- 2026年1月1日
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更新日:1月3日

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの患者様にご来院いただき、心より御礼申し上げます。
本年も「確かな診断」「10年、20年先の予知性の高い治療計画の立案」「妥協の無い治療」を徹底し、皆さまに安心して通っていただける歯科医院であり続けられるよう努めてまいります。
近年の医療トピックスとして、口腔内疾患が全身の健康に多大に影響する事が認識されています。
・糖尿病
歯周病の炎症は血糖値を下げにくくし、糖尿病を悪化させます。
歯周病の慢性炎症→ 炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6)が増加→ インスリン抵抗性が悪化します。
歯周治療を行うことで血糖コントロールが改善します。
歯周治療により HbA1cが0.3~0.6%改善するという報告もあります。
・心筋梗塞・脳梗塞
歯周病菌が血管に炎症を起こし、動脈硬化プラーク形成・不安定化により動脈硬化を進行させることで、心臓病や脳卒中のリスクが高まると考えられています。
重度歯周病患者は心血管リスクが約1.5~2倍とされています。
・誤嚥性肺炎
口腔内の細菌が口呼吸により唾液とともに肺に入ることで起こります。
口腔ケアと鼻呼吸を徹底すると肺炎発症率が約40%減少します。
特に高齢者では、日常的な口腔ケアが肺炎予防に非常に重要です。
・妊娠への影響(早産・低出生体重児)
歯周病のある妊婦は早産リスクが約2倍
妊娠中の歯周病は、早産や低出生体重児のリスクを高める可能性があります。
・認知症・フレイル
歯の本数や噛む力の低下は、栄養不足や筋力低下につながり、要介護リスクや認知機能低下との関連が指摘されています。
又、歯周病菌のP. gingivalisがアルツハイマー病患者の脳内から検出された報告があります。
くまがい歯科では開業当初よりう蝕予防と歯周病治療を根底とした診療を行っており、年に数回ご来院されている患者様の多くは予防のためにX線等での検診、咬合審査、歯科衛生士によるケアーで健康を維持されています。
そして、近年明らかになった事実として当院の修復治療は術前のダメージ度合いにもよりますが、ケアーをしっかりとされている場合は20年〜30年以上の高耐久である事が確認されています。
保存修復治療の良し悪しは年月を経て判るものです。
その時点では患者様からは評価されずとも、ひたむきに黒子に徹底した歯髄温存と接着技術を追求した妥協の無い診療努力が数十年の時を経て形になったものと感無量です。
これからもそれらの実績を盾に患者様の健康を守るべく尽力いたしますのでよろしくお願い申し上げます。
令和8年 元旦
くまがい歯科
院長 熊谷光剛
(写真は歯科衛生士みちよせんせい作のちっちゃおせち)




